介護職にはいろいろな種類がありますが、利用者の自宅を訪れて生活援助をするタイプのものもあります。
それは訪問介護と呼ばれており、掃除や調理などのサポートを行うことです。
介護施設で働くのとは異なった魅力があるので、介護職としての働き方を模索しているのなら把握してきましょう。
まず、訪問介護は利用者にきめ細やかなサービスを提供できるのが魅力です。
介護施設では一人で多数の利用者に対し介護を行う必要があります。
しかし訪問介護の場合、自宅を訪れている間は一人の利用者に対するサービスだけを行います。
しっかりと相手に向き合うことができるため、何が必要なのか考えられてベストな生活援助を行うことができます。
一人ひとりにきちんと向き合ってサービスを提供したい場合は、訪問介護はやりがいを感じることができるでしょう。
とはいえ、提供できるサービスの範囲は限られているため、しっかりと範囲内で訪問介護の仕事を行うことが重要です。
さらに、訪問介護は介護施設とは違い、夜勤がある職場が少ないのも魅力です。
介護施設で働くと交代制での夜勤が組み込まれています。
夜勤を行った場合、生活のリズムが崩れるといった問題も少なからずあるようです。
訪問介護の場合は基本的には昼間に自宅を訪れて利用者の生活援助を行うため、夜勤は基本的にありません。
しっかり利用者に向き合いたい方や日勤で安定して働きたいという方におすすめの働き方といえるでしょう。